
「とりあえずビール」を卒業する。青空の下で出合う、クラフト酒の現在地
──造り手の美学と妄想で解き明かす、LIVE AZUMA 2026 最高のひとくち・ひと呑み
造り手の美学とこだわりが凝縮された「クラフト酒(サケ)」。
クラフトビールはもちろん、地元の果実やボタニカルが香るクラフトジンやアップルブランデー、減圧蒸留が生み出す華やかな米焼酎、そして伝統的な日本酒の枠組みを軽やかに超えるクラフトサケやローカルワインまで──今、お酒の世界はかつてないほどの広がりと面白さを見せています。
もちろん、お酒単体で味わっても最高に旨い。 けれど、そこに計算された「一皿の料理」が重なったとき、その味わいの輪郭はより鮮烈になり、何倍もの歓びとなって広がります。
食文化への圧倒的なこだわりと満足度を誇る『LIVE AZUMA 2026』の会場は、福島や東北から集結した極上のクラフト酒と、妥協なきフェス飯・ローカルフードが一堂に会する一大ワンダーランド。
吾妻山麓の心地よい風を感じながら、音楽に身をゆだねる秋の週末。 「この場でしか味わえない、最高の一杯とひと口のペアリング」を楽しまない手はありません。

本特集で取り上げる、福島・東北の風土と作り手のこだわりが詰まった注目銘柄一覧。
【左上】「クラフトサケ(Ginger PON☆PON)」(haccoba -Craft Sake Brewery-)
【上段中央】「只見産米 超低温減圧蒸留 米焼酎」(ねっか奥会津蒸留所)
【右上】「シャルドネ2024」(WINERY AZUMA SANROKU)
【左下】「クラフトジン(固有種蒸溜酒)」(naturadistill川内村蒸溜所)
【右下】「LOVEVADOS ホワイトアップルブランデー」(モホドリ蒸溜研究所)
「造り手も食べたことがない?」勝手にペアリングの実験

日本酒の伝統技術をベースに、フルーツやハーブ、ホップを自由に掛け合わせて醸す「クラフト酒」。既存のルールにとらわれない製法の中に、土地の風土と造り手の美学が息づく。 (写真:福島県双葉郡川内村「naturadistill(ナチュラディスティル)川内村蒸溜所」代表・大島草太さん )
「でも、会場には魅力的なお店が多すぎて、何からどう合わせればいいか分からない……」
そんな贅沢な悩みを抱えるあなたのために、今回はLIVE AZUMA 2026に出店する気鋭のクラフト酒の「造り手」5組へ、少し意地悪でワクワクする質問を投げかけてみました。
編集部がピックアップしたフェス飯・マーケットのメニュー一覧をお渡しし、「もし会場で自分の酒に料理を合わせるなら、どれが一番旨いか?」を、造り手自身の美学とエゴ、そして純粋な妄想だけで”勝手に”選んでもらう実験企画。
そう、造り手自身も、実はまだ現地で一緒に食べたことがないかもしれない「妄想のペアリング」。その組み合わせが本当に最高の化学反応を起こすのかどうか──答え合わせをするのは、秋のあづま総合運動公園に足を運ぶ、あなた自身です。
造り手が選ぶ「勝手にペアリング」5選
【ペアリング 01】白ワイン×三陸の焼きかき
〜爽快な果実味と「海のミルク」が織りなす濃厚な極上マリアージュ〜
ペアリング提案:WINERY AZUMA SANROKU(齋藤 慶子/販売・企画マネージャー)


市内を一望する風通しの良い扇状地・高台で育む、味わい豊かなワイン
【提供商品】シャルドネ2024
【造り手の美学】
グレープフルーツ、日向夏、王林、洋なしを思わせるみずみずしい果実味と、白ツツジの花の香り。さらにミルクブレッドやラッシーを連想させるまろやかな風味が重なります。穏やかな酸味とほどよい苦味が料理を引き立てる辛口白ワイン。福島県立美術館「大ゴッホ展」にちなんだ特別なラベルも目を引きます。

【勝手にペアリング】岩手三陸かき酒場「香ばしい焼きかき・焼きホタテ・焼きイカ」
(造り手が語る「勝手に妄想の理由」)
「シャルドネが持っているミルクのようなまろやかなニュアンスと、『海のミルク』と呼ばれる牡蠣の濃密な旨味……この2つが合わさって相性が抜群じゃないわけがありません! 炭火の香ばしさとワインの心地よい苦味が重なり、最高の余韻を生んでくれるはずです」
『WINERY AZUMA SANROKU』の出店詳細はこちら → https://liveazuma.jp/market/winery-azuma-sanroku/
『岩手三陸かき酒場』の出店詳細はこちら→https://liveazuma.jp/market/iwatesannrikukakisakaba/
【ペアリング 02】超低温減圧のクラフト米焼酎×台湾風フライドチキン(ベロチキ)
〜吟醸香が弾ける爽快ハイボールで、ジューシー&スパイシーを流し込む〜
ペアリング提案:ねっか奥会津蒸留所(脇坂 斉弘/代表社員 )


日本酒と同じ製法で生み出す、とても贅沢な米焼酎
【提供商品】只見産米 超低温減圧蒸留 米焼酎
【造り手の美学】
JGAP認証の只見産米を、超低温減圧蒸留で丁寧に仕上げた本格米焼酎。独自開発の「ねっか酵母」により、青りんごや白桃を思わせる華やかな吟醸香と、米本来のやわらかな甘みが広がります。HKIWSC最高金賞を受賞するなど世界で認められた味わいは、ソーダ割りでさらに香りが開きます。

【勝手にペアリング】立呑ベロン「名物ベロチキ(台湾風フライドチキン)」
(造り手が語る「勝手に妄想の理由」)
「ねっかハイボールの華やかな吟醸香と爽快な炭酸が、ベロチキのスパイシーな旨味を一気に引き立てます! 油っぽさをスッキリと切りながら、米のやわらかな甘みが辛さを包み込んでくれるので、次の一口が止まらなくなるはず。レモンハイボールにすれば、さらに酸味が加わって香り・辛さ・旨味が弾ける最高の組み合わせになります♪」
『立呑 ベロン』の出店詳細はこちら→https://liveazuma.jp/market/beron-tachinomi/
【ペアリング 03】ホワイトアップルブランデー×濃厚テキサスバーベキュー
〜摘みたてりんごのような清涼アロマが、肉の脂を鮮やかに切る〜
ペアリング提案:モホドリ蒸溜研究所(取締役 / 山口 真未)


青森県産の高品質なりんごを100%贅沢に使用した、芳醇さとフルーティーな香りのスピリッツ
【提供商品】LOVEVADOS ホワイトアップルブランデー
【造り手の美学】
青森県産のりんご・酵母・水だけで造り上げた、純国産のりんご蒸留酒。樽熟成を経ないホワイトブランデーだからこそ、生のりんごをそのままかじったかのようなフレッシュ&キリッとした風味が際立ちます。甘さを抑えたクリアで大人のスピリッツ。

【勝手にペアリング】バン才「ルーロー飯 / テキサスバーベキュー」
(造り手が語る「勝手に妄想の理由」)
「すっきりとしたホワイトブランデーのソーダ割りは、ジューシーなお肉やしっかりした味付けの揚げ物・BBQ料理との相性がとにかく抜群です! りんご由来の爽快なアロマが肉の脂を綺麗に流してくれるので、フェスの開放感の中でどんどん食が進むこと間違いなしです」
『モホドリ蒸溜研究所』の出店詳細はこちら →https://liveazuma.jp/market/mohodori/
『バン才』の出店詳細はこちら→https://liveazuma.jp/market/banzai/
【ペアリング 04】スパイス香るクラフトサケ×熟成豚ハラミ焼き(ブーちゃん焼き)
〜シュワっと弾ける発泡感と生姜の刺激が、タレの旨味とガツンと噛み合う〜
ペアリング提案:haccoba -Craft Sake Brewery-(佐藤 太亮/代表)


日本酒の伝統技術をベースに、自由な発想で新しい酒造りに挑むクラフトサケ
【提供商品】クラフトサケ(「Ginger PON☆PON」)
【造り手の美学】
「酒づくりをもっと自由に」を掲げ、お米以外のボタニカルやホップを取り入れて一緒に発酵させる新ジャンル。かつての自家醸造酒 “ドブロク” 文化を現代的にリ・デザインし、生姜のスパイス感や爽快な発泡感が心地よい、ジャンルを超えたクラフトサケを提案しています。

【勝手にペアリング】ぎょうざのひぐち「ブーちゃん焼き(熟成豚ハラミ焼き)」
(造り手が語る「勝手に妄想の理由」)
「Ginger PON☆PON」が持つジンジャーやスパイスの爽やかな風味が、甘辛くしっかりとした味付けの熟成肉と合わないわけがありません! 低アルコールの爽快なスパークリングサケなので、ガツンと肉を味わいながらゴクゴク飲んでもらえたら最高に気持ちいいはずです!」
『ぎょうざのひぐち』のLIVE AZUMA出店詳細はこちら→https://liveazuma.jp/market/gyozanohiguti/
【ペアリング 05】川内村のボタニカル・クラフトジン×香ばしい炭火焼きホタテ・イカ
〜橘とかやの実の柑橘アロマと、香ばしい貝の塩気が織りなす立体感〜
naturadistill川内村蒸溜所(大島 草太/代表取締役)


日本の固有植物に着目し福島県川内村にて自然の魅力を詰め込む蒸溜所(クラフトジン)
【提供商品】クラフトジン(固有種蒸溜酒)
【造り手の美学】かやの実が香る柑橘のような爽やかさが際立つ、究極のジャパニーズジン。クロモジやニオイコブシ、橘といった日本固有の植物に光をあて、その生命力あふれる香りを一本のボトルに閉じ込めています。

【勝手にペアリング】岩手三陸かき酒場「焼きかき・焼きホタテ・焼きイカ」
(造り手が語る「勝手に妄想の理由」)
「ジンの爽快なボタニカルは、実は中華スパイスだけでなく『貝全般』と、ものすごく相性が良いんです。橘やカヤの実由来の清涼感ある柑橘の香りと、焼き上げた貝が持つ独特の苦みや塩気が重なったときの立体感。これはぜひ現地で試してほしいペアリングですね!」
『naturadistill 川内村蒸溜所 × open roastery Alu.』の出店詳細はこちら → https://liveazuma.jp/market/naturadistill-x-open-roastery-alu/
『岩手三陸かき酒場』の出店詳細はこちら→https://liveazuma.jp/market/iwatesannrikukakisakaba/
あなただけの「勝手にペアリング」を、会場で見つけよう。

ここに紹介した5つのペアリングは、あくまで造り手たちの「こう合わされたら絶対においしいはず!」という、愛ある妄想と美学から生まれた試行錯誤の第一歩。
実際にその組み合わせはどんな感動をもたらすのか? あるいは、造り手の予想を遥かに超える第3の化学反応が隠されているのか──。 それを確かめる権限を持っているのは、LIVE AZUMA 2026の会場に足を運ぶあなた自身です。
そして、会場内に並ぶ無数のフェス飯、ソウルフード、そしてクラフト酒の中から、誰にも教えていない自分だけの「最高のペアリング」を貪欲に探してみてください。
吾妻山麓の緑豊かな澄んだ空気と、スピーカーから流れる大好きな音楽。 五感すべてが研ぎ澄まされるその場所で味わうひとくち・ひと呑みが、きっとあなたのフェス体験を、より一層忘れがたい特別なものに変えてくれるはずです。