LIVE AZUMA 2023 | 福島県あづま総合運動公園

SPECIAL 会場を彩るパワーアップした「ART」モニュメント

LIVE AZUMA 2023は、アートのコンテンツもパワーアップ。
8名のアーティストによる作品がモニュメントとなって会場に現れます。
参加アーティストをキュレーションした、自身もアーティストでもある金子潤氏によるコメントをご紹介します。
 
<金子潤からのコメント>
2021年のプレ開催的PARKLIFEの私1人での展示から始まって去年は青山トキオ君と私の2人展を大きなテントの中で行いました。
3年目となる今年は実行委員会のみなさんの提案で、高さ3.7mの4面に作品がプリントされたモニュメントを製作することになり、このモニュメントに参加して頂くアーティストのブッキングを担当しました。
今年はLIVEAZUMAのメインビジュアルを担当している伊藤桂司さん、東北出身/在住のアーティストから青山トキオさん、MHAKさん、松下さちこさん
福島市で私が運営に携っているOOMACHIGALLERYにご縁があったアーティストの中から、HAMADARAKAのお二人とDISKAHさんにご参加いただき、そこに私自身の作品も加えさせていただきました。
 
モニュメントは無料エリアのPARKLIFEにあります。
LIVE AZUMAの新しい風景の一つです。
LIVEの合間に食事をしながら楽しんでください。
 
参加いただけるアーティストと、作品は以下です!お楽しみに!

伊藤桂司

伊藤桂司

1958年、東京生まれ。
主に広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ビジュアルワーク・アートディレクション・映像を中心に活動。
2001年東京ADC賞受賞。
ohana、ボニー・ピンク、東京ザヴィヌルバッハ、流行通信、CUT、casa BRUTUS、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、NHKの番組タイトル&セットデザインの他、最近ではスチャダラパー、オレンジペコー、高野寛のCDスリーブなどを手掛けた。
作品集は『MOTORWAY』『FUTURE DAYS』(共に青心社)他多数。
京都造形芸術大学教授、UFG代表

DISKAH

DISKAH

東京都出身。
1980年後期から2000年までプロスケートボーダーとして活動。
2002年からDISKAH名義で作家活動を始める。
作品の多くは独自のフリーハンドのラインをベースに、多種多様な手法を用いてシンプルだが印象的なキャラクターやメッセージなど様々なモチーフを描き出している。
コミカルで愛らしい作風に反し、表現の自由をコンセプトに時代風刺やアンチテーゼ、普段口にしづらい皮肉、時事などを自身のフィルターを通して作品に落とし込む。
国内外での個展やグループ展等への出展のほか、ナショナル・カンパニーヘの作品提供といった幅広い作家活動を行っている。

HAMADARAKA

HAMADARAKA

有園絵瑠と有園絵夢による双子の絵描きユニット。
東京を拠点に、マガジン、アパレルブランド、映像、CDジャケットのアートワーク・デザイン、壁画等を数多く手がける一方で、ドローイング、ペインティング、人形、オブジェなど様々な作品を精力的に制作。
近年では、ニューヨーク(アメリカ)、ロッテルダム(オランダ)、デン・ハーグ(オランダ) 、台北(台湾)、ベルリン(ドイツ)、デュッセルドルフ(ドイツ) 、モンス(ベルギー)、ブリュッセル(ベルギー)、パリ(フランス)、マルセイユ(フランス)、セット(フランス)、ナント(フランス) 、ブラジリア(ブラジル)、オアハカ(メキシコ)などの展覧会や滞在制作にも参加し、国内外で積極的に作品を発表。2016年にはブラジル/ブラジリア国立美術館にてグループ展、滞在制作を行う。
作品集『YAUYAUPARAISO』(ERECT lab. 2013年)を出版。

青山トキオ

青山トキオ

1981年秋田県生まれ。
ユニークでミステリアスな世界観を表現し、国内外で個展、壁画、ライブペイントなどを行う。
数々のアーティストのジャケット制作やプライベートの作品を手がける。
2014年には「42 Modern Psychedelic Visionary Artists You Need To Know」のひとりに選出される。

MHAK as Masahiro Akutagawa

MHAK as Masahiro Akutagawa

1981年會津若松生まれ。ペインター/アーティスト。
デザイナーズ家具や内装空間に多大な影響を受けたことから絵画をインテリアの一部として捉えた”生活空間との共存”をテーマに壁画を中心とした制作活動を行う。
空間と絵画を共存させることは絵画そのものを雰囲気として認識させる必要性があると考え、抽象表現にこだわったスタイルを追求。
曲線で構築し反復する独特なスタイルを作り上げ個人邸や飲食店、ホテル客室など数々の内装壁画を手掛けてきた。
一方で、Levi’s® HARAJUKUやRVCA SHIBUYA等といったストア外装壁画も数多く手掛けている。
その他、adidasやYONEX、THE NORTH FACE等といったグローバル企業やストリートブランドへのアートワークの提供も行い、2017年にadidas Skateboardingとのコラボレーションで自身の名前が冠されたシグニチャーシューズを含んだコレクションをグローバルで発表、大きな話題を呼んだ。
また地域創生としての地方での活動や、世界中にメンバーを要するアーティスト集団『81 BASTARDS』の一員などその活動は幅広く、現在までに日本はもとよりアメリカ、オーストラリア、イタリア、アルゼンチン等世界中様々な都市で作品を発表し国内外にその独特な世界観を拡げ続けている。

松下さちこ

松下さちこ

Illustrator/Painter
イラスト、ペイント、コラージュ、手描き文字など様々な表現で制作を続ける。
第187回ザ・チョイス入選(ミナペルホネンデザイナー皆川明審査)。
2018年、NYを拠点とするファッションブランドPAN AND THE DREAM主催 「CENSORSHIP PROJECT」に世界的ファッションフォトグラファーNick Knightをはじめとする各国のアーティストと共に参加。

JUNKANEKO 金子潤

JUNKANEKO 金子潤

福島市在住/oomachigallery
歪んだ弱々しい無数の線でチクチク描いたものたちは、どこか一箇所でも切れてしまうと簡単に崩壊してしまう危うさがある一方、集まることで強さを増し、その集合は美しい紋様を生み出すこともできます。
その美しさは家族との日常、地域との繋がり、暮らしを装う喜びや、痛み、それらを受け入れる日々の記録と言えるかもしれません。
国内外での展示やアパレルデザインなどへのデザイン提供などのほか、2017年福島市にOOMACHIGALLERYをOPEN